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緑内障
眼球後方の視神経が委縮する病気です。症状は視野欠損、視野狭窄、末期には視力低下し失明してしまうこともあります。
点眼剤の使用が治療の主体になりますが、病状によっては、レーザー治療や手術療法が必要になる場合があります。
白内障
眼内の水晶体というレンズが混濁する病気です。原因は加齢によるものが多いですが、その他に外傷性、薬剤性、外傷性、糖尿病等の全身疾患に伴う場合等あります。
治療には手術が必要ですが、白内障が軽度である場合や、患者様が手術を希望されない場合は、白内障進行を遅らせる点眼剤を使用して経過観察する場合もあります。
日帰り白内障手術
白内障治療には手術が必要です。手術の内容は、混濁した水晶体を眼内から摘出し、眼内レンズという人工レンズを挿入する、というものです。
当院では、手術の3日前からご家庭で目薬を使い始めていただきます。
手術当日は昼頃来院していただいて、手術をするための3種類の目薬を5分おきに1時間半程度使用します。手術は30分間程度で終了します。手術終了後は、回復室で体調の異変がないかしばらく様子をみて、帰宅となります。
翌日は午前9時に来院、診察を受けていただきます。術後は通常3種類の目薬をご家庭で使用していただきます。
その翌日も午前9時に診察を受けていただいて、問題がなければ次回の診察は5日後、その次は1週間後、と間隔をあけて術後経過をみていきます。
外眼部疾患
細菌やウイルス感染により白目が赤くなったり、目やにのでる結膜炎や、まぶたに細菌が感染し、腫れたり、痛みを感じるものもらい(霰粒腫や麦粒腫)は罹患する方が多い病気です。
点眼剤や症状の強い場合は内服薬での治療が必要になることもあります。
網膜疾患
眼底にある網膜という神経組織は、視機能において中心的役割をもつ重要な組織です。
網膜の病気としては眼底出血(糖尿病や高血圧の合併症や加齢黄斑変性)、網膜剥離がよく知られています。これら網膜疾患の症状としては、視力低下、視野欠損、変色症、直線が曲がって見える等種々ありますが、同じ症状でも病気の種類が異なることがあり、疾患ごとに合った治療法を選択することが必要です。そのためには専門的な検査が必要になります。
代表的な治療法としては、眼内注射、レーザー療法、手術療法、内服薬使用があります。網膜は眼球の奥にあるため、目薬は効きにくいです。
アレルギー性結膜炎
症状は目の充血、かゆみ、流涙、白目が腫れるといったことです。本邦では、春のスギ花粉症がよく知られています。
治療は点眼剤の使用ですが、点眼剤の種類が多く、症状や患者様の年齢やライフスタイルを考慮した薬剤の選択が望まれます。
また春以外の季節に、スギ以外のイネ科植物や雑草、ハウスダストに対してアレルギー症状を発現する場合もありますし、感染性結膜炎と症状の似ている場合があり、専門的な診察が必要です。
【イムノキャップラピッド 専用ページのご紹介】
当院では指先からの簡単な採血で20分で結果がわかるアレルギー検査を導入しております。
成人はもちろん、小さなお子様にもお勧めです。お気軽にご相談ください。
コンタクトレンズ診療
コンタクトレンズは、現代では使い捨てソフトコンタクトレンズが主に使用されています。
使い捨てコンタクトレンズは製品の種類が多く、使う方それぞれの目の形状やドライアイやアレルギーがないかを考慮して種類を選択することが必要です。
当院では専門的な検査を行って、快適に目に合ったレンズを使用できるような処方を心がけています。